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自社掲載記事REPORT

2014年8月8日 日本経済新聞掲載


鋼材加工・保管能力を増強

【福山の設備建て替え 多種でも短納期】
 鋼材商社の深江特殊鋼(広島県福山市)は約6億円を投じて鋼材の保管、加工機能を強化する。福山市内の保管設備を建て替え、保管能力を3万㌧と 年前に比べ2割増やす。加工施設には穴あけラインを導入し、より多様な鋼材を短納期で出荷できる体制を整える。これにより2016年5月期の売上高を前期比15%増の60億円に伸ばす。
 建て替えるのは本社の隣接地に建つ「第2センター」で、約5億円を投じて鉄骨平屋建て延べ床面積1215平方㍍の建屋を建設。保管能力を約3000㌧から約5000㌧に拡張する。13年には約7億円を投じて「第1センター」の保管能力を8000㌧と従来より3000㌧増強しており、9月の第2センター稼働により、同社の保管能力は3万㌧になる。
 鋼材の穴あけラインは主に棒鋼の加工を手掛ける「第6センター」に導入した。ガンドリルタイプの装置で投資額は約1億円。ロボットが鋼材を搬送し加工機に設置、注文に応じて開けた後、出荷待ちスペースに並べるまでを全自動で処理し、夜間は無人で操業する。木村雅昭副社長によると、ガンドリルタイプの穴あけ能力は「従来に比べ倍増した」という。
 同社は国内外の鉄鋼各社、特殊鋼メーカーからクロム・ニッケルを含む特殊鋼やステンレス鋼のほかアルミニウムなど多種多様な鋼材、金属材料を調達。自社で切断や削り、穴あけなどの加工設備を備えるほか、熱処理や表面処理などの加工も「国内有数の技術を持つ中堅企業の協力を得る体制を築いている」(木村副社長)。
 切断などの単純な加工であれば受注の翌日、他社への外注が必要な加工でも受注から1週間程度の短納期で対応できるという。こうして同社が手掛ける鋼材は自動車や建機、航空機などの部品のほか建材、金型、工具、配管の材料として使われている。
 保管、加工能力の拡張により、「これまで以上に多様なニーズに対応できるようになる」と木村副社長。今後はVA(価値分析)やVE(価値工学)といった観点から、設計段階からコストダウンにつながる提案をすることで、顧客や需要の開拓を進めていく考えだ。
 同社は1959年の創業で、90年に深穴加工設備を整備。96年には24時間稼働の「FAセンター」を建設するなど多種多様な鋼材に様々に加工し短納期で納入する体制を構築してきた。
 2014年5月期の売上高は前期比1割増の52億円、経常利益は同4割増の5億5000万円だった。


バナースペース

深江特殊鋼株式会社

〒721-8543
広島県福山市曙町2丁目3-17

TEL 084-953-4500
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